ホンダが考える、顧客とブランディング。
主人公はアメリカ、メーン州に住むJoe LoCiceroさん。
彼は1996年に1990年型のアコードを中古で購入、日頃から丁寧にメンテナンスを施しながらずっと乗り続けていた。
そして、15年後の2011年9月、ついに走行距離は100万マイル(160万キロ)に!!
*距離感として地球40周分、一般的な車の走行距離の7倍。
Joeが100万マイルを達成する前にこれを知ったホンダは「Million Mile Joe」として彼をとりあげ、FBページで「Joeによる運転のコツ」など、動画を中心に紹介した。
100万マイル達成の日、ホンダは街の人々とともにサプライズパレードを実施。
90年型のアコードの開発に関わっていた社員も登場して感謝の意を伝えているのが素敵。
そして、もう100万マイルよろしくね!と2012年型のアコードがプレゼントされました。
顧客の新規獲得より、既存顧客をもっとファンにして関係を深める。ということは最近よく言われますが、これはまさにそれで、
「ホンダを愛してくれる顧客を、ホンダは見逃すことなくとことん愛する」という姿勢。
また、「100万マイル」という数字はそれだけでニュースになり、さらに「ホンダの車は100万マイルも走る丈夫な車」という意識をハッピーなニュースの裏で植え付けることができる。
きっとカンヌでよいところまで行くし、ホンダはもっとJoeに感謝すべき。
ちなみに、Joeがアコードを購入した時点での走行距離は7万4000マイル。これまでの交通違反は1回だけ。
Agency: RPA, Santa Monica
(出典: youtube.com)